近年、台風や大雨の被害が増加における災害予測の実用化
7月20日(月)に放送されたテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」の番組内コーナー「NEWSドリル」にて、防災水害対策の最前線として、Arithmerの浸水予測AIシステムが特集されました。 近年、広い範囲で土砂災害や低い土地への浸水、川の氾濫などが多発し、台風や大雨の被害が増加しています。このような水害が生活圏内で発生した場合、どのように水害から身を守ればよいのか注目されています。都市部でも台風やゲリラ雷雨といった極端な大雨が都市の防災システムなどで限界を超え、大きな被害をおよぼす恐れがあります。そうしたなか、洪水ハザードマップなどによる災害予測の実用化に向けた研究が進められています。 Arithmerの浸水予測AIシステムでは、上空からドローンが地形を高精度レーダーで読み取り、コンピュータ上に高性能な3次元の地図を再現するテクノロジーです。この技術を使用すれば、これまでm(メートル)単位で予測していたハザードマップがcm(センチメートル)単位で予測できるようになります。こうすることで、自分の家がどの程度まで浸水するのか実際にコンピュータ上で見ることができ、危機意識を芽生えさせ、事前に備えることができます。 この技術を応用することで、より具体的な災害予測ができるようになります。例えば、河川にかかる橋の補強すべき橋脚部分の予測や、コロナ禍で緊急対応が必要とされる病院、あるいは3密回避のために分散すべき避難所の位置などの予測ができます。この取り組みは、東日本大震災で深刻な津波被害にあった福島広野町において導入が決定しており、現在、危険箇所や安全な避難経路の確認が進められています。この浸水予測AIシステムを活用し、リスクに対し事前に備えることで、水害が発生する前にできるかぎり危機を回避できるよう貢献してまいります。 テレビ朝日 | 大下容子ワイド!スクランブル https://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
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