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NECとArithmerの協業でマイナンバー認証サービスの推進に貢献いたします



セキュアで利便性が高いマイナンバーカードのeKYCを実現


Arithmer株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長兼CEO: 大田佳宏)は、日本電気株式会社(本社 東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO : 新野 隆、以下 NEC)とDigital KYC(1)の領域において協業し、NEC独自の顔照合システムとICチップの読み取りおよびArithmerOCRの券面文字の読み取りを組み合わせることでマイナンバーカードの自動照合と入力補助を実施し、セキュアで利便性が高いマイナンバーカードのeKYCを実現いたします。

これまでNEC提供による本人確認サービスDigital KYCは、金融機関やFintech事業者向けに開発され、ArithmerOCRは本人確認書類における文字情報の正確な読み取り技術において寄与して参りました。この度、利便性の向上が期待されるマイナンバーカードの使用に対し、行政機関におけるマイナンバーの制度活用と企業の制度対応に高い専門性を発揮するNEC と協業し、AI・ICTなどの技術応用に力を注ぐ取り組みを進めます。

ArithmerOCRの本人認証は高性能に照合番号(14桁:券面に記載された生年月日6桁+有効期限西暦部分6桁+セキュリティコード4桁)の読み取りをするため、照合番号の入力ミスによるICカードロックを防止し、役所などの公共団体における窓口混雑の軽減に役立つとみられています。またスマートフォンローカルの処理により個人情報を保護し、マイナンバーカードの表面を自動で撮影して、NFC読み取り機能によりワンタッチで識別する、といった安全性とユーザビリティの向上につながっています。さらにNECの顔照合技術によってDigital KYCと連携し、スマートフォンのカメラに映った容貌とICチップにて読み取った顔写真との対比をスマートフォン内で実施し、本人確認書類画像をスマートフォン外部に送る必要がないため、セキュリティリスクを低減します。これによりeKYCの課題とされる「なりすまし」を防止することに貢献します。


NEC顔照合技術とArithmer文字読取技術を融合させ向上するマイナンバー認証サービス


今後ArithmerOCRでは、スマートフォンローカルでのOCR処理を発展させることで本人認証プロセスを促進し、免許証裏面や在留カード住所変更においてもこの技術を推進していく予定です。さらにNECと協業することで世界における日本のデジタル化をリードし、様々な分野の事業と組みつつ新たな価値創造を目指し、確実でセキュアなデータ連携を進めて参る方針です。

(1) KYC (Know Your Customer)

金融機関の口座開設時やリスクの高い取引を行う際の顧客の身元確認、継続的なモニタリングなどの本人確認業務。

関連ニュースリリース | 関連情報

Arithmer株式会社 | ニュースリリース |

「ArithmerOCRの開発技術がNECの本人確認サービスである「Digital KYC」に搭載されました。」

日本電気株式会社 (英文: NEC Corporation)

マイナンバーの利活用


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