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日本経済新聞 記事 「大水害で損害、保険金一括払い 三井住友海上がAI活用」に取り上げられました。


※発行元の掲載許可を得ております。



2019年12月29日付の日本経済新聞 朝刊 1面に紹介されました。本記事は弊社の協業先である三井住友海上火災保険株式会社様により、2020年から新しく導入される損害調査方法を紹介しています。

本調査では、Arithmerのドローンによる3次元地図とAIによる流体シミュレーション技術 (1) のデータ解析を活用しており、これにより、精密な被災地における浸水高の算定が可能となります。また従来のように一件一件立会調査をしなくとも、被災された家屋の状況を広域かつ正確に把握することができるため、ご契約者様に対する迅速な保険金支払いが期待されます。

導入予定の損害調査では、高精度に座標特定できるレーザードローンで水害被災地域を上空撮影し、それをもとに正確な地表の3次元地図を作成します。これをArithmerが開発するAI流体シミュレーションにインプットすることで、精度の高い水深データを予測することができます。結果、建物が水没した地域を正確に特定し、早期にご契約者様へ保険金をお支払いすることができます。 本調査の導入効果は、立会調査を行わずとも、ご契約者様の被害状況を把握し、支払保険金を算出できるということにみることができ、これによって、これまで水害の連絡から保険金支払いまで約1か月を要していた被災者に対し、最短5日で保険金の支払いが可能となると見込まれています。 近年、相次いでいる自然災害により、一般市民だけでなく、産業や経済全体より大規模水災に対する、関心が集まっています。Arithmerは、三井住友海上火災保険株式会社様とともに、高精度のシステムを構築し、リスクマネジメントサービスに対する新たな技術提供に貢献します。

注(1) AI流体シミュレーション技術 Arithmerが保有する、地図上で水量や水の流れを解析し、浸水状況の正確なシミュレーションを行うAI技術。


関連サイト

日本経済新聞 電子版: 「大水害で損害、保険金一括払い 三井住友海上がAI活用」

2019年12月29日付 日本経済新聞(朝刊) 1面

※発行元の掲載許可を得ております。


関連ニュースリリース

三井住友海上火災保険株式会社 ~先進デジタル技術で大規模水災時の保険金支払いを迅速化~ドローンとAIを活用し た水災損害調査の開始について https://www.ms-ins.com/news/fy2019/pdf/1230_1.pdf

日経サイエンス

三井住友海上火災保険株式会社様とArithmerの対談記事 日経サイエンス2020年2月号


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